Tシャツアート(at 東京都美術館) 出品者募集
“個による自由な表現”を志向する個人が、ゆるやかなつながりをもって集まり、1970年代より東京都美術館で企画展を開催してきた現代アーチストセンター 。
私も02年、04年の企画展に参加出品しましたが、第35回展となる今年は異色の特別企画、Tシャツアート展が計画されてます。展の趣旨に賛同する作家、及び一般の大人から子どもまで誰でも参加可能、現在出品者募集中です。
【概要】「こどもたちの未来を救う、Tシャツアート」展
会期:2005年8月21日(日)~30日(火)
会場:東京都美術館 第1彫塑室ほか
展概要:参加希望者には事務局から白無地Tシャツが送付されるので自由な発想で作品化、その技法・マテリアルはドローイング、染色、刺繍等、不問です。Tシャツは会期中販売、全額がチャリティ基金となります。
参加費:1500円(Tシャツ1枚付き)。学生、こども、障害者のかた、団体などでの参加割り引きあり。
参加申し込み、詳細、問い合わせ:現代アーチストセンターHP 内に連絡先のメールアドレスがあります。応募点数1000点まで受付。
作品搬入は7月20日まで、郵送にて。
※企画趣旨 はコメント欄参照
GENETIC RECOMBINATION ART
ふたつ前の記述、「大島10号画廊」で登場した佐藤秀治 さん。7月の個展が決定しました。近年は観客が何らかの形で作品に関わる参加型アートを展開しており、昨年栃尾市美術館ギャラリーでの個展「未来社会管理促進計画」にひきつづき、未来をアートで思考するシリーズとなる予定。
My Art-plan・佐藤秀治展~ 遺伝子組み替えアート/GENETIC RECOMBINATION ART(仮題)
会期:7月12日(火)~7月24日(日)/月曜休廊
会場:ギャラリーdotONE
【長岡市】
アトリエZenの企画展、6月は開催予定がありませんが、7月は上記のほかにもいくつか予定されています。追って詳細をお知らせします。
アートピックス
新潟日報文化欄の展評コーナー『アートピックス』に、5つくらい前でふれた「関根哲男展」について書きました。昨日(5月20日)の朝刊に出ていたようです。
web上でも ↓ で読めます。
http://www.hanga-cobo.jp/news/news505.html
↑は新潟市の反画工房 さんによるもの。展覧会批評などのindex(新潟県内の新聞のもの)が整理されています。
大島10号画廊
今朝の新潟日報に掲載されていた、美術評論家・椹木野衣の「西荻ビエンナーレ」展についての文章を面白く読みました。
○○ビエンナーレと題された大規模な国際展が多いなか、この西荻ビエンナーレは美術家・会田誠が、実際に居住している自宅を開放して若いアーティスト達の作品を展示したというもの。椹木らしい切り口で論評されていました。
これを読んでいたら、ふと「大島10号画廊」のことが頭をよぎりました。こちらは県内在住の現代美術家・佐藤秀治 が1980年代、当時住んでいた川口町 のアパートの一室を (展覧会開催中だけ期間限定の) 画廊と見立てたもの。アパートの10号室だったことからの命名です。佐藤さんの略歴 を見ると80年代中頃に同画廊での個展開催がちゃんと記載され、そこに画廊があったという記録がかすかに残されています。
新潟には、前に書いた「新潟現代美術家集団GUN」の活動
など興味深い動きがかなりありました。再検証すべき時期であるとも思えます。
石川吉郎 絵画展
会場:ギャラリー創 【長岡市】
油彩と水彩、計20点弱、すべて風景画です。石川さんの水彩スケッチ、今回の作品ではあまり見られないようですが、画面の隅に スケッチ時に勢いで記されたメモ(のような記述)がそのまま残されていることがあります。以前、別の展示会場でよく観ましたが、臨場感があって面白く感じてました。
新潟県中越地震・チャリティ展
新潟県中越地震 取り戻そう元気!めざせ復興!チャリティ作品展
PART-3 長岡展
会期:6月4日(土)~6月12日(日)/会期中無休
会場:ギャラリーdotONE
県内外の約百名のアーティストが寄せた、絵画、工芸、現代アート、書、イラストなど多彩な作品が本企画における特別格安価格(全作品3万円以下)で販売されます。【出品作家一覧】
※本日、作家使用分などDMの発送作業をしてました。出品者の方々へは近く届くかと思います。
Pas magazine
立ち寄ったコンビニでたまたま見掛けた「パスマガジン」、長岡在住イラストレーターの笠原もなかさんのイラストが表紙を飾っていました。よく見ると今号 (6月号)では長岡の特集がされており、(いつもはほとんど買わないのですが)興味津々買ってみました。この種の雑誌は時々読むといろいろ発見がありますね。
関根哲男展
関根哲男展 「原生」 primordial life
会期:5月17日(火)~29日(日)/月曜休廊
会場:ギャラリー13代目長兵衛 (柏崎市学校町3-12 tel 0257-28-5130)
あさって 17日(火)の開幕ですが、作品展示作業を昨日やられていました。
精力的に制作活動を続ける美術家・関根哲男(柏崎市在住)の個展。新作を中心にいくつかのバリエーションをみせています。築200年以上の蔵のギャラリーに関根さんの現代アート、その組み合わせも含めてとても新鮮です。
また、中2階には「絵画」の小品35点が置かれていて、単に「売る」ことだけではなく そこにも興味深い動きがありました。上の画像、奥に(見づらいですが)木杭に赤褌(あかふんどし)をまいた立体作品があります。関根作品に最近しばしばでてくるモチーフですが、小品のなかで今後の展開も示唆されています。
国際インパクトアート展
会期:5月17日(火)~22日(日)
会場:企画:京都国際芸術センター
『南北アメリカ、ヨーロッパ、韓国、日本からの参加作家150名。その展示内容は、平面、立体、写真、版画、ドローイング等々…』 (センターからのDMより)
展覧会を主宰している郭徳俊氏は、2001年に新潟市美術館で大規模な回顧展を開催した美術家です。来月 6月4日からの「新潟県中越地震チャリティ作品展(長岡展)」(ギャラリーdotONE )にも出展されるとのこと。
中村拓 展 ~きおくのきろく~
会期:5月17日(火)~7月22日(金)
会場:カフェ&ギャラリーSaan
長野県小県郡真田町 長 7141-1 tel 0268-72-8100/入場無料
(高速道・上田菅平I.C.より車で10分くらい。)
日々いろいろな展覧会のDMが送られてきますが、中には一風変わったものもあり、面白く思ってます。上図は今日届いた個展案内。ハガキ全面の このイラスト、その不思議な魅力にドキッ!とさせらました。作品タイトルは「お昼」だそうです。宛名面についていたコメントを、以下そのまま転載します。
白紙のパソコンの画面から 一日の「記憶」を
たよりにえがかれていく もの こと もじ ならび
チャーシュー麺、チェーンソー、松川インター
記憶をデジタルにえがく 記憶のデジタル家