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塩谷彩夏展と信田俊郎展など

昨夜は来月開催される「越後妻有・雪アートプロジェクト 」のプロジェクト説明会と地元住民との交流会に出席。ここのところ天気がよくて雪が少ないということで、もし今後まとまった雪が降らなかったら‥という議論もそこであったが、今日は朝から一転して雪模様である。どうなることか。


外山文彦展 右はSクィントでの外山文彦展 から。昨年の柏崎市でのグループ展、東京での個展の両展のなかから抜粋しての展示。同じ作品でも会場の雰囲気や展示方法によって感じ方はやはり違う。18日(金)までの開催。


たまたま長岡造形大学の学生が個展をやっていると知ったので、Sクィントからの帰路に先日立ち寄ってみたのが、下の「塩谷彩夏写真展」。なんでも「個展(?)を開催して、その企画~実施を通してのレポートを書く」なんていう粋な課題もあるらしい。明日までの開催。塩谷彩夏写真展


塩谷彩夏写真展 Kids face

~にいがたのこどもたち~

会期:1月5日(土)~13日(日)/水曜休廊

会場:ちいさな展示ルーム ココロ 【新潟市中央区】



信田俊郎展が今日から新潟絵屋 で始まる。こちらは水彩画による個展となるが、この1月は信田さんの作品展示が新潟市内いくつかで連なっている。

先般観たaiギャラリー の「ニュー・エナジー展」は大学院生2名を含む若手作家5人+信田さんという構成で、100号の油彩と小品2点の出展。展自体は作家構成がユニークで特徴的だが、特に展示意図による選抜というわけではなく、同ギャラリーで昨年個展を開催した作家を(新春記念で?)一堂に集めたもののよう。14日(月)までの開催。

20日(日)、絵屋個展の終了と入れ替わるように、エスクィント 「クィンツ・コンテンポラリー展」に出展。こちらは9作家による展示。


信田俊郎展/会期:1月20日(日)まで/会場:新潟絵屋 【新潟市中央区】

ニュー・エナジー展/1月14日(月・祝)まで

会場:aiギャラリー 【新潟市中央区】

出展:信田俊郎、皆川奈緒子、森本祐造、引間美沙子、IMPOR、村井絢子

クィンツ・コンテンポラリー2008 part1

会期:1月20日(日)~2月16日(土)/会場:エスクィント 【新潟市東区】

出展:赤沼潔、伊藤歌夜子、小川宏、小柳幹夫 佐藤秀治、信田俊郎、関根哲男、外山文彦、舟見倹二

GUNと新潟日報とマイスキップ

新潟日報 2008.1.11 13日からの「新潟現代美術家集団GUNの軌跡展 」にあわせて新潟日報に寄稿していた拙文が、今朝の同紙(文化欄)に掲載されています。(左画像)


GUNについては、月刊マイスキップ誌の次号(2月号)でも特集を組むことになっています(原稿もすでにほぼ完了)。一昨年5月号でGUNを概説的に特集 しているので、こちらではもう少し詳しい話をと、GUN・前山忠さんにインタビューするかたちでまとめています。読み応えあるのでご期待を。

カフェでの砥部焼展

daisy 会場はカレーの美味しいカフェ。その店内一角での「うつわ」の展示販売です。コーヒーカップ、お皿、小鉢、そばちょこ、ティカップなど。

砥部焼~梅山窯~の展示

日時:1月9日(水)~20日(日)/火曜定休

11:30~15:00、18:00~22:00

会場:daisy(デイジー) 【長岡市西神田町1-4-5】

クィンツ・コンテンポラリー2008

クィンツ・コンテンポラリー

クィンツ・コンテンポラリー 2008

会期:

パート1:1月20日(日)~2月16日(土)

パート2:2月18日(月)~3月16日(日)

会場:Sクィント 2階 ティールームギャラリー【新潟市東区】

(新新バイパス海老ヶ瀬インターから車3分、<地図> )

時間:11:00~18:00(3月16日は午後2時終了) /ただし、2月23日(土)は会場でイタリア料理教室開催のためティルームの営業を休止します。


クィンツ・コンテンポラリー2007 好評だった昨年にひきつづき、県内18作家が参加出展して多様な表現を繰り広げるアート展。右の画像は昨年の会場風景から。

作品は2階ギャラリー内を中心に展示し、販売にも対応するが、一部の作品はギャラリーをはみだして1階の酒店ゾーンなどにも点在予定。


出展アーティスト

■パート1:赤沼潔(長岡市)、伊藤歌夜子(新潟市)、小川宏(長岡市)、小柳幹夫(新潟市)、佐藤秀治(長岡市)、信田俊郎(新潟市)、関根哲男(柏崎市)、外山文彦(長岡市)、舟見倹二(上越市)

■パート2:佐藤昭久(魚沼市)、佐藤郷子(新潟市)、霜鳥健二(燕市)、小林真理(妙高市)、仲沢靖夫(糸魚川市)、古田洋司(上越市)、前山忠(上越市)、真島若桜(長岡市)、渡辺マリオ(新潟市)

エスクィントの外山文彦展

外山文彦展 新潟市・エスクィントで開催中の外山文彦展 から。

■1月18日(金)まで開催中

マイスキップ 2008-新春号

my-skip 2008-1月号 新年おめでとうございます。

新年にあわせてマイスキップ新春号が発行されております。以下、目次の紹介です。2008.1.1


「月刊マイスキップ~長岡あれこれ情報誌~」 Vol.84 (2008年1月号)


〔Page1~2〕

・編集長インタビュー/ゲスト:作家・火坂雅志(「天地人 」原作者)

〔Page2〕

・【記事】オリンピックイヤーに訪れるアートな北京ツアー・参加者募集 

〔Page3〕

・【連載】牧野忠昌の「殿さん通信」第11回 京都のお正月について

・【連載】映論倶楽部(注目映画の論評コーナー)第46回:絶対の愛

〔Page4~5〕

・【特集】(NHK大河ドラマ「天地人」放映決定・記念企画)

義と愛の武将・直江兼継(文:稲川明雄/河井継之助記念館館長)

〔Page6〕

・【連載】昆虫博士“虫屋の標本箱”(文:山屋茂人/長岡市立科学博物館館長)

・長岡あれこれ情報 etc

〔Page7〕

・【連載】秋山孝 長岡コレクション

・【連載エッセイ】のっちの子育て奮闘記(第19回)

・【新連載】造形する風~長岡造形大学教授陣によるリレーエッセイ

(第1回:鎌田豊成学長)

・【新連載】時の忘れもの 第1回「釘隠しについて」(文:佐藤秀治)

〔Page8〕

・【連載】異彩世代図鑑 (20代以下の長岡のワカモノ紹介)

新潟現代美術家集団GUNの軌跡展

この冬には現代アートの注目イベントが続く‥と前に 書いたが、そのなかからまずはGUN展を紹介。ギャラリーの新春企画でもある。


GUNの軌跡展

「新潟現代美術家集団GUNの軌跡」展

会期:1月13日(日)~27日(日)

会場:ギャラリーmu-an (むあん) 【長岡市】


60年代後半に当時20代の若者たちにより結成された前衛芸術グループ「新潟現代美術家集団GUN」(ガン)は新潟の現代アートの源流ともされ、近年再評価がなされている。今回の展覧会ではGUN結成40年を経て、GUNとは何だったかを当時の記録写真などから明らかにするほか、GUNメンバーである前山忠(上越市)、堀川紀夫(上越市)、佐藤秀治(長岡市)、関根哲男(柏崎市)、大久保淳二(新潟市)、北村克躬(小千谷市)の6作家の最新作も呈示。


■ギャラリートーク&レセプション:1月13日(日)

・14:00~16:00 ギャラリートーク(作家解説、現代アートについての考察)

・16:00~ カンドリンクパーティ

<いずれも参加無料>

ブレッソンの写真集

ブレッソン展 ブレッソンの写真集をブログ仲間のK坊さんから借りている。

大阪芸術大学発行の「アンリ・カルティエ=ブレッソン自選コレクション」。昨年、同大学グループの創立60周年を記念してのブレッソン展 が開催されているが、その際に刊行されたもののようだ。

オフの日にゆっくりとコーヒーを飲みながら眺めたいと思っていたが、余裕をもって開く時間がなかなかとれないまま年を越してしまいそう。
ブレッソン写真集

新春号のMySkipと模様替え

手狭になった机を大き目のものに新調した。あわせて事務室内を模様替えして気分一新。新しい机は組み立て式のものをネット通販・工場直売で購入した。しっかりしていて気に入っているが、その分、組み立てはひじょうに手が込んだもので、思いのほか時間を要してしまう。まぁ、組立工賃分安くなっているのだから、しょうがないところか。

組立時に部品の左右天地を間違えると後からひじょうに困るところだが、説明図は案外とおおらかに書かれているので推理力や想像力も動員しての作業。単に机といっても最近のものは複雑なので、工作物が不慣れの人にはつらいだろう。「“お客さま組み立て式”家具は絶対に買わない、組み立てられないから」という女性も多いと後から聞いたが、わかる気もした。


さて、情報誌MySkipの次号「新春号」が週末にも発行される見込みだが、今回号より私の毎月の担当スペースが倍増し、誌面の中もその部分、模様替えとなっている。

そこでは新連載をふたつ。ひとつは佐藤秀治さんによるエッセイ。つい先日も個展をする など美術家として知られる佐藤さんだが、一方では鬼伝承研究家、古物コレクター、文筆家等々と多彩な顔をもち、その中で今回の短期集中連載では「古物のあじわい」をテーマとする。

もうひとつは長岡造形大学 の教授陣によるリレーエッセイ。「造形する風」というシリーズタイトル。初回は学長の鎌田さんに寄稿いただいた。


2つ新連載を企画したからというわけではないが、誌面での拙コラム「アート日和」は今号からしばらく休載の予定。当ブログ版はもちろん継続していくが。

深沢泉展とこの冬の現代アート

昨日はエスクィント・佐藤敦子展 の最終日。作品の搬入出もかねてエスクィント に行く。クリスマスイブということなのか店内は多くのひとで賑わっており、ガラス作家の深沢さんにもちょうどお会いした。来年早々、名古屋で個展をするとのこと。会場はオリジナルセレクトショップの一角にあるプチギャラリー。


深沢泉展 深沢泉 フュージングガラス展

会期:08年1月17日(木)~29日(火)/水曜定休

会場:ペネロープ・パリ・ペティヨン 【名古屋市】



来年の展覧会といえば、1つ前に書いた「越後妻有 雪アート・プロジェクト」のほか、この冬は現代アートに関して注目のイベントがいくつか続く。なのでMySkip誌の新春号に「この冬、現代アートがアツい!」なんていう記事を書こうかと思ったが、当該号は直江兼継の新春特別企画があったり新連載やらなにやらでスペースがまったくとれずにあえなく断念。イベント情報はブログで逐次アップする予定。